インディには、ホームページをMySpaceにしか持っていないことがあります。

「オフィシャル・ホームページないの?」と訊くと、多くの場合「MySpaceですが、何か?」という反応が返ってきます。

確かにMySpaceにページを持てば、プロフィール、ツアースケジュール、試聴、ビデオ、ブログと、何でも揃っています。

そんな便利なMySpaceがオフィシャルページで悪いことがあるでしょうか?

それがあるのです。

自分たちのファンしかページを見に来ないなら、ホームページがMySpaceだろうが、何だろうが、構いません。そこに書かれている情報を喜んですべて読んでくれるでしょう。

でも、友達から紹介されたり、偶然ライブで見かけて興味を持った、別のページのリンクから飛んで来た、という程度の初めてページを訪れるミュージックファンならどうでしょう?

ページが開いて、プレイヤの一番上の曲を聴いて、下の方へスクロールしたら、何かフレンドのところに奇麗な女性の写真があるじゃないですか(イケメンの写真でもいいです)。で、その写真をクリックして、もうあなたのページのことは忘れてしまうでしょう。

そうMySpaceの問題は、情報が多すぎるということなのです。しかも多くのページが、単にフレンドの多さや訪問者の多さを競い合っているため、積極的に自分のページへ誘導しようとあの手この手で興味を惹き付けようとしています。

しかしインディがホームページを持つ目的は、フレンドや訪問者の多さを自慢することではありません。自分たちのことを知ってもらい、曲を聴いてもらい、最終的にはライブのチケットや曲を買ってもらうことです。そのページから売り上げが上がらなければ、意味はないのです。

MySpaceについて言えば、曲の売り上げにはほとんど結びつかないというのが定説です。それでも海外では、MySpace自体がストア機能を持つようになったので、救いがありますし、今後への期待もあります。しかし、このストア機能は日本では利用できないし、サービス開始の目処も立っていません。

MySpaceにページを持つのはよいことですが、それをオフィシャルページにすることはお勧めできません。やはり独自のドメインを取得してレンタルサーバを使ってオフィシャルページを作るべきです。そしてMySpaceに限らず、CD Babyや他のあらゆるページから、オフィシャルページへリンクを張りましょう。

オフィシャルページに来てさえくれれば、そこは自分たちだけの世界です。ゆっくりと自分たちついて語り、その音楽を聴いてもらえます。