ライブに来てくれたお客さんを、いかにホームページへ誘導するか、そしてメールアドレスを集めるか、という話は、ライブ後のフォローの項で触れました。そこに書いた内容は、すべてやっている前提で、さらに一歩進んだライブの活用に、写真があります。

ホームページを持っていて、それをプロモーションに最大限活用しようと思えば、ライブが終わるたら当日あるいは翌日に、ブログとかイベント情報とかのページで、ちゃんと来場者にお礼を書いたり、ライブの感想を書くのは、もう当たり前です。

その時、必ず写真を撮って載せましょう。1枚の写真があれば、ダラダラと文章を書かなくても、どんなライブだったか、一目で分かってもらえます。ステージ上で盛り上がっている写真を見れば、ライブに行った人はその興奮を思い返すし、ライブに来なかった人も次回は必ず行こう、と思ってくれるでしょう。

ホームページは作ったけど、そんなに頻繁に更新できないし、ましてや使っているブログには写真が載せられない(あるいは写真の載せ方を知らない)、ってこともあるかも知れません。そんな時は、
flickr.comを使いましょう。Yahoo Japanがなかなか日本語化してくれないので、いまのところ英語で使うしかありませんが、写真をアップロードするのも簡単だし、検索も簡単で、応用が利きます。アップロードした写真のギャラリーには、ホームページからリンクだけ貼っておいて、写真は随時更新すれば、毎回ホームページを編集する手間が省けます。

海外で最も有名なサービスなので、flickr.comをお勧めしますが、日本にもこうした写真をアップロードしてギャラリー化できるサービスはありますので、そう言うものを使ってももちろん構いません。

ブログに写真を載せるのは当たり前の昨今、「それくらいのことはもうやってるよ」という声が聞こえてきそうです。

では、これはどうですか?

撮影した写真の高解像度版を、ダウンロードできるようにしておくのです。格好いい写真なら、ファンはダウンロードしてキープしておきたいと思うでしょう。その時、解像度が低い携帯電話で撮ったような写真では、ダウンロードしてもいずれ捨てられてしまいます。高解像度版なら、大事にとっておいて、何度も眺めたり、現像したり、カラーインクジェットプリンタで印刷してポスターとして壁に貼ったりしてくれるでしょう。

さらに、これはどうですか?

ライブが盛り上がって来た中盤、来場者に向かってカメラを構え、「ブログに載せる写真を撮るから、みんな盛り上がったところを見せてくれ」と言って、客席の写真を撮り、「二三日でブログに載せるからさ、自分がどんな風に写っているか見に来てね」と念を押しておきます。自分が写っている写真って、誰でも見てみたくなるんじゃないですか? しかも、高解像度版があれば、手元に置いておくことで、ライブの素晴らしい記念になるでしょう。ただし写真に撮られたり、公開されることを嫌がる人もいるので、写真を撮る時に「公開されるのが嫌な人は、下向いてててね」と気を使ってください。

さらにさらに、これはどうですか?

ライブが終わったら、さっさと片付けてバイバイしたり、自分の知り合いのところに言って話し始めたり、そんな勿体ないことをしないで、写真タイムを取ります。と言っても、ポーズを決めて来場者に撮影してもらうんじゃなくて、来場者と一緒になって記念写真を撮るんです。できれば、写りたいファンを全員集めて、一度に撮影するのがよいでしょう。何枚か撮ったら、「後で、ホームページからメールしてよ。写真を送るからさ」と言って、ちゃっかりと電子メールアドレスを集める手段に使うんです。

どうですか? ライブの写真って、結構な使い道がありそうでしょう? このすべてを一度にやるのは結構大変なので、できるところから、1つずつ試してみたらよいと思います。