革命(かくめい)とは、主として民衆・被支配階級が意図を持って非合法的な手段によって国家・政府(支配階級)を倒し、国家体制を変更させることである。
(Wikipediaから引用、2008年11月10日)
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今ほどプロのミュージシャンとアマチュアのミュージシャンの境目が曖昧になった時代はありません。
例えば、中学生や高校生が、パソコンを使って、一人でDTMしたアルバムを、1万円もかければ全世界のiTunes
Storeで販売できるのです。文字通り世界にデビューできるわけですが、それでプロと呼べるのか、まだアマチュアなのか、判断は難しいでしょう。
だったら、こんなミュージシャンは、みんなインディと呼んだらいいんじゃないでしょうか?レコード会社と契約することなく、創作活動とライブパフォーマンスに集中し、自主制作したアルバムをインターネットを活用して販売する。誰にも依存せず、独立した孤高の存在、まさしくインデペンデント、つまりインディ以外の何者でもありません。
「時代は、まさにインディ!」そう叫びたい気分です。
確かに、インディが、音楽だけで食べていくのは、結構難しいし、お金がかかり、また作品や活動について妥協しなければならない ——— これまでの常識であり、それが現実でした。
多くの優秀なミュージシャンが、メジャーレーベルと契約して、メジャーデビューしなければ、プロのミュージシャンになれないと信じています。メジャーでなければ、ラジオにかからないし、TVにも出れない、と考えています。しかし、それは過去の話です。
あるいはJASRACに信託しなければ著作権が発生しないとか、盗作や海賊版に対処できない、といった「噂」(あるいは不確かな情報、あるいは嘘)を信じているミュージシャンも多くいます。
多くのミュージシャンが、こうした音楽業界にはびこる多くの古い慣習、伝説、勘違いや噂などに惑わされ、不要な手続きや面倒な雑事に追い回され、場合によっては業界に搾取され、その才能を世に知らしめることなく、挫折しています。
しかし時代は変わっているのです。音楽業界も変わっています。変わっていないのは、ミュージシャンの頭の中だけかも知れません。
例えば、今のところ、ラジオやテレビで楽曲を放送されるには、JASRACに信託していなければなりません。これはJASRACと放送事業者の間に結ばれた包括契約の対象で無い楽曲は、実質上放送されることはないからです。つまりスターになりたい、ヒットを出したい、と思えば、JASRAC信託するしかありません。しかし、包括契約の対象が、JASRAC信託されている曲だけ、というのは、おかしいのです。詳細は複雑な上、法律論に発展しかねないので割愛しますが、例えば、私的録音補償金については、JASRACは、私的録音補償金管理協会からまとめて補償金を受け取り、JASRACとの契約関係を持たない非委託者に対しては、非委託者からの請求を待って分配することができることになっています。詳細については、JASRACの「『私的録音補償金』の分配手続きについて」というPDF書類を参照してください。
つまり私的録音補償金は、使用事実、著作権者、請求者、であることが証明できれば、JASRAC信託していなくても、JASRACから補償金が受け取れるのです。では、同じことがラジオやテレビの放送でも行えないのでしょうか? これは、大変ですが、やろうと思えばできることです。包括契約を一括して取りまとめる包括契約使用料管理協会のような新しい組織ができて、そこが天下りの温床になるようでは本末転倒ですが、すでに包括契約を仕切っているJASRACが、JASRAC信託されてない楽曲の使用料も一括管理し、信託の有無に関わらず請求があれば分配できるようにすれば良いことです。でも、肝心のミュージシャンが、その事実に気づかず、いつまでもJASRAC信託が必須だと思い込んでいたら、状況は変わりません。
●補足:ここでは、これまで必須と思われていたものが、実は必ずしも必須ではないんですよ、という、一つの例としてJASRAC信託に言及したのであって、権利処理の議論をするつもりはありません。しかし、すべての権利についてセルフコントロールの音源をラジオやテレビで放送した際のアーティストやレコード製作者の二次使用料の請求はどうするというのか?、といった問い合わせもちらほら来るので、あえて書いておきますが、前出のJASRACの例と同じく、CPRJやRIAJが管理下にない音源の使用料も集めて管理すればいいと思っています。要は、建前とは言え、私的録音補償金でできることになっているのだから、同様の権利処理と使用料の徴収と分配(請求)を放送権にも適用できるはずだ、ということです。JASRACなどの管理団体に登録されていない楽曲や音源は「事実上、請求権を放棄している」のであるから、使用料が欲しければ「登録すればよい」とする専門家や関係者もいます。現状、確かにその通りです。しかし「登録しなくても放送され、対価を得る」方法があるはずだけど、多くの人が気がつかないのか、諦めているだけですよ、と言っているわけです。そこに気付けば、もっと頭の切れる人達がよりよいアイデアを提示してくれるでしょう。
ことほど左様に、これまで嫌でもおつき合いしなければならない、下手をしたら頭を下げて言いなりにならなければならない、と思い込んでいた、レコード会社、イベンター、レーベル、プロデューサなどの影響力から、ミュージシャンは自由になれる時代が来ています。ミュージシャンがその権利とコントロールを自らの手に取り戻す時が近づいているのです。まさにインディによるインディのためのインディ革命の時が来たと言えるでしょう。あとはミュージシャン側の意識と勇気の問題です。
世界を見渡すと、インディとして音楽で生計を立てているミュージシャンは結構いるし、全世界で話題になって、ヒットを飛ばすインディもいます。いったいどうやっているのでしょう?何か秘密があるのでしょうか?
そんなネット時代の世界のインディ最前線を紹介し、インディとして独立して音楽活動を続けるためのヒントやアイデアを提示し、ツール、サービスや参考資料を薦める、それがindierevolution.jpです。
インディ革命が、今世界を変えつつあります。そして我々は、その中心が、indierevolution.jpでありたいと願っています。