ugayatvの第19回が公開

インフォバーン社の月刊誌サイゾーの2006年4月号に掲載されたオリコンに関する記事の情報提供者でしかないジャーナリスト、烏賀陽氏を、オリコンが名誉毀損で訴えた民事裁判について、烏賀陽氏本人がビデオで解説をするugayatvの第19回、「不可解な訴訟のせいでオリコン株価暴落」がこの17日に公開された。indierevolution.jpでは、この裁判にずっと注目してきた。それは言論封殺とか、乱訴とかそう言った権利や法律の問題としての側面に興味があるからではない(そう言う問題は、裁判所で自ずと結論が出ることだから)。音楽チャートの仕組みそのものについて常々疑問を持っているからだ。音楽に限らないが、チャートの多くは、操作されている。それは厳然たる事実で、「独自」の調査とか係数とか判断といった言葉で説明されている。チャートというのは、総合的に市場の動きを表す必要もあるので、独自の調査や過去の経験、統計的にはじき出された係数などを使って操作することは、必ずしも悪いことではない。問題は、今回のように、本来民事訴訟の相手にはならない情報提供者だけを訴え、文句を言うものは社会的に抹殺する、という態度をあからさまに見せる会社のチャートが、信頼できるものなのか?、という点だ。実際、この裁判が始まってから、オリコンの株価は急落している。オリコンの多角化戦略の失敗が見え始めていた時期でもあるので、裁判だけで株価が下がったとは思わないが、裁判を続けることで信用を失い続けていることは事実だろう。このような裁判を続ければ、総合的に判断されているはずのチャートも、どこか恣意的に操作されていたのではないか、という疑問が出るのは当然だ。メジャーなメディアでは、全く扱われない訴訟なので情報が少ないが、ネットを検索すれば、インディの皆さんも、今一度チャートというものについて考える機会となる様々な資料や意見が見つかるだろう。