Last.fmのArtist Royalty Programが正式開始

今年の1月に発表されたLast.fmArtist Royalty Programが、ついに正式に開始された。これによりインディミュージシャンでも、Last.fmにレーベル登録して、曲をアップロードしている場合は、Last.fmのラジオでストリーミングされる度に包括契約から著作権使用料が支払われる。

CD BabyIODAThe Orchard,およびNaxosとLast.fmは,アグリゲータ契約があるので,これらのアグリゲータ経由で楽曲がアップロードされたインディミュージシャンでLast.fmにレーベルアカウントを持っているなら,Artist Royalty Programで「I want to collect Radio and On-Demand royalties for all my songs.」というオプションを選んでおけばよい。なおLast.fmにレーベルアカウントを持っていない場合は,アグリゲータが処理してくれるので何もする必要はない。

ちなみにアグリゲータにもよると思うが、例えば、CD Babyを通してアップロードされた楽曲の方が、個人で直接アップロードした楽曲より、包括契約による分配比率が若干高くなっている。

なおJASRAC信託している場合は,ちょっと複雑だ。JASRACは,海外の著作権使用料徴収代行団体と提携しているが,録音権を管理している英国のPPLや米国のSoundExchangeとの提携がない。なので,必ず「
I want to collect Radio and On-Demand royalties for all my songs.」というオプションを選ぶ必要がある。JASRACは,演奏権について,英国のMCPS/PRS,米国のASCAP/BMIとは提携しているが、上記の理由で、決して「I'm ineligible to collect royalties directly. I’m a member of a collection society for Radio and On-Demand use.」を選んではいけない。

自分がどのオプションを選べばよいか分からない場合は、
Which option is right for me?というページから,順を追ってオプションを選べば教えてくれる。