last.fmがインディにも直接支払い

last.fmは、これまでもEMISony BMGUniversalWarnerという4大メジャーレーベルをはじめとする多くのレーベルと提携しており、著作権使用料徴収代行団体とも契約があるため、レーベルとして楽曲を提供しているアーティストには、売り上げとして包括契約からの分配があった。しかし直接楽曲をアップロードしているインディには、売り上げの支払いは無かった。インディにとっては、last.fmはプロモーションツールでしかなかったわけだ。

昨年末に
CD Babyとlast.fmが提携して、CD Baby経由で楽曲が提供されたアーティストにはCD Baby経由で売り上げが支払われることになって一歩前進したが、さらにlast.fm自身が楽曲登録しているすべてのアーティストに広告収入を分配して払うと発表した。これで、またひとつインディの収入源が増えたことになる。last.fmが日本で普及しないのは、いつまでもネットラジオを「ラジオ」として認めず、JASRACとの包括契約が行えないため、ストリーミングができないからだ。法律も変わりつつあるが、この変化の遅さはなんとかしてほしいものだ。

また広告収入型の無料ストリーミングも開始することを発表した。ネットラジオ+音楽SNSの世界での、last.fmの一人勝ち状況は、しばらく続きそうだ。