SONYがRollyを発表

SONYのRollyだが、蓋を開けてみたら、iPodに対抗した携帯プレイヤではなかった。SONYは、すでに米国においては、iPodとiTunesに真っ向勝負を挑む気がないことを態度で示しているが、Rollyもそんな方向の現れかも知れない。

しかし床起きで、スピーカ付きの、卵形MP3プレイヤという見た目は、決して目新しくない。また音を鳴らしながら光ったり動いたり、というのも、実は、SONYが5年ほど前に、Q.taroという名前で発表した試作機で実現している(Q.taroは、自前のメモリやスピーカは持たず、入力される音に反応して光ったり動いたりするものだったが)。Rollyが、このQ.taroの延長線上に開発されたか、Q.taroそのものが改良されたものであることは、多分、確かだ。このQ.taroを開発したのは、AIBOの開発をしていたエンターテインメントロボットカンパニーに近しい、ソニーモーバイルネットワークカンパニー
パーソナルオーディオカンパニーで、発表当初も、AIBOと異なるアプローチながら、パートナーロボットの一形態としてのコンセプトを持っていたらしいから、単なるMP3プレイヤという見方は間違っているに違いない。何か新しいおもちゃが登場した、と見るのが正しいのだろう。

実際に音を聴かないと分からないが、ひょっとしたら凄く音がいいのかも知れない。またボタンは2つしかなく、選曲にはリングを回す、というインタフェースは、触ってみたら意外と良い、ということもあり得る。さらにBluetoothを搭載しているので、複数のRollyが集まると連携する、という隠し技の可能性もある。結局、実機に触れるまで、その評価はお預けということか。