Last.fmがSpotifyとの連携を強化

Last.fmがウェブサイト内からSpotifyのカタログを再生する機能を追加した。

Spotifyアプリケーションが起動しており、Spotifyにログインした状態で、Last.fmのページ内の再生ボタンをクリックした時、該当楽曲がSpotifyにあれば、ページ下部に新しいプレイヤが表示されてSpotify側から再生される。

なおSpotifyアプリケーションが起動していないと、強制的に起動してログインを促される。

Spotifyにない曲は、従来通りにLast.fmから再生されるようだ。

これにより、2千万曲と言われるSpotifyのカタログが、Last.fm側から指定して再生が可能になった。

やっていることは、Spotify用のLast.fmアプリと基本的に同じだから新味はないが、ソーシャルネットワークとしてLast.fmを使うユーザなら、Last.fmを離れずに再生できる曲のカタログが増えたのは嬉しいだろう。

Last.fmにしてみれば、再生できる楽曲が圧倒的に増えるだけでなく、外部で再生しているので使用料を支払う必要がなくなるのがでかい。

ちなみに、Last.fmでは、まだベータ扱いだが、プレイヤもYouTubeから動画を引っ張って来て再生するやり方に変更した。この方法も、カタログの充実と使用料支払い回避のためと想像される。

日本からは使えないLast.fmのラジオ機能は、まだ従来のままのようだが、ラジオについてもSpotifyとの連動を検討はしているだろう。となれば、次に期待したいのは、
Pandoraを除けば他の追随を許さない世界最高峰のLast.fmのリコメンデーションエンジンでSpotifyをラジオとして使うことだ。技術的には可能なはずだが、そこまでの融合を両社が望んでいるかは不明だ。

Last.fmのパスワード流出

Last.fmのページによれば、一部のメンバーのパスワードが流出した可能性があるそうだ。

前日の
LinkedIn、同日のeHarmonyに続く流出となる。

詳細は、まだ発表されていないが、メンバーは、とにかくパスワードを変更したほうが良い。その際は、他のオンラインサービスと同じパスワードを避けることを強くお勧めする。

Last.fmとMP3.comが提携

Last.fmMP3.comとの提携を発表した。2011年6月下旬から、Last.fmのコンテンツの一部がMP3.comでも提供されるようになる。

この提携の一環として、現在Last.fmにアーティスト登録しており、楽曲の無料ダウンロードを許可している場合、その曲は、自動的にMP3.comでも無料ダウンロードできるようになる。許可しない場合は、アカウントにログインして設定を変更する必要がある。

今後登録される楽曲については、MP3.comでの提供の可否を登録時に選択できるようになる。

Last.fmが有料制に

世界中で1千万人が利用しているネットラジオ、Last.fmが米国、英国、ドイツ以外の国で、2009年3月30日からストリーミングラジオが有料となる。従って、日本在住でストリーミングラジオを利用したい音楽ファンは、3ユーロ/月の使用料が必要だ。

これまでの有料プランは、2.5ユーロ/月だったが、これも3ユーロ/月に値上げとなる。円建てでは、約400円だろうか。3月30日前なら、350円なので、今のうちに一年分払った方がお得だ。

Last.fmのArtist Royalty Programが正式開始

今年の1月に発表されたLast.fmArtist Royalty Programが、ついに正式に開始された。これによりインディミュージシャンでも、Last.fmにレーベル登録して、曲をアップロードしている場合は、Last.fmのラジオでストリーミングされる度に包括契約から著作権使用料が支払われる。

CD BabyIODAThe Orchard,およびNaxosとLast.fmは,アグリゲータ契約があるので,これらのアグリゲータ経由で楽曲がアップロードされたインディミュージシャンでLast.fmにレーベルアカウントを持っているなら,Artist Royalty Programで「I want to collect Radio and On-Demand royalties for all my songs.」というオプションを選んでおけばよい。なおLast.fmにレーベルアカウントを持っていない場合は,アグリゲータが処理してくれるので何もする必要はない。

ちなみにアグリゲータにもよると思うが、例えば、CD Babyを通してアップロードされた楽曲の方が、個人で直接アップロードした楽曲より、包括契約による分配比率が若干高くなっている。

なおJASRAC信託している場合は,ちょっと複雑だ。JASRACは,海外の著作権使用料徴収代行団体と提携しているが,録音権を管理している英国のPPLや米国のSoundExchangeとの提携がない。なので,必ず「
I want to collect Radio and On-Demand royalties for all my songs.」というオプションを選ぶ必要がある。JASRACは,演奏権について,英国のMCPS/PRS,米国のASCAP/BMIとは提携しているが、上記の理由で、決して「I'm ineligible to collect royalties directly. I’m a member of a collection society for Radio and On-Demand use.」を選んではいけない。

自分がどのオプションを選べばよいか分からない場合は、
Which option is right for me?というページから,順を追ってオプションを選べば教えてくれる。

Last.fmが無料ビデオストリーミングを開始

Last.fmはUniversal Music Groupのミュージックビデオカタログを、無料でストリーミング再生するサービスを開始した。今後、数週間かけてカタログの充実を図るそうだ。

しかし、残念なことに、Last.fmのラジオ同様、このビデオも日本からは試聴できない。早く、Last.fmが日本でフルサービスを開始できるようになってほしいものだ。

last.fmが日本向けコミュニティマネージャを募集中

last.fmは、日本のユーザ、レーベル、アーチスト、パートナーなどの窓口であると共に、同サイトの日本語ページのメンテナンスなども行うCommunity Managerを募集中だ。勤務地はロンドンなので、英国で仕事をしてみたい音楽好きの方はトライしてみてはどうだろう。なおlast.fmユーザであることと、ユーモアのセンスがあることが条件となっている。

last.fmがSXSW 2008 filtered by your tasteを公開

今年もまた、米国オースティンでのインディミュージシャンの祭典、SXSW(South By South West Music And Media Conference)の季節が来た。今年は3月7日から16日までの開催だが、バンドの演奏は12日から16日となっている。メジャーも含め、全部で1600に及ぶバンドが登場するが、当たり前ながらすべて観るのは不可能。日本の夏フェスでも同じだが、後になって見逃していたことに気付くこともしばしば。そこでlast.fmが、メンバーのためにこれを見逃すなというバンドを推薦してくれるSXSW 2008 Band Aidというページを公開した。このページでユーザ名を入力すると、過去の音楽的嗜好から推薦バンドを一覧してくれるというものだ。SXSWに行く人も行かない人も、楽しいので試してみることをお勧めする。

last.fmがインディにも直接支払い

last.fmは、これまでもEMISony BMGUniversalWarnerという4大メジャーレーベルをはじめとする多くのレーベルと提携しており、著作権使用料徴収代行団体とも契約があるため、レーベルとして楽曲を提供しているアーティストには、売り上げとして包括契約からの分配があった。しかし直接楽曲をアップロードしているインディには、売り上げの支払いは無かった。インディにとっては、last.fmはプロモーションツールでしかなかったわけだ。

昨年末に
CD Babyとlast.fmが提携して、CD Baby経由で楽曲が提供されたアーティストにはCD Baby経由で売り上げが支払われることになって一歩前進したが、さらにlast.fm自身が楽曲登録しているすべてのアーティストに広告収入を分配して払うと発表した。これで、またひとつインディの収入源が増えたことになる。last.fmが日本で普及しないのは、いつまでもネットラジオを「ラジオ」として認めず、JASRACとの包括契約が行えないため、ストリーミングができないからだ。法律も変わりつつあるが、この変化の遅さはなんとかしてほしいものだ。

また広告収入型の無料ストリーミングも開始することを発表した。ネットラジオ+音楽SNSの世界での、last.fmの一人勝ち状況は、しばらく続きそうだ。

Last.fmがNow Form A Bandを公開

Last.fmは、音楽を作ったり、バンドを組んだ経験はあるが、楽曲を世に出すに至っていないインディ予備軍に、積極的に楽曲を公開することを促すページ、Now Form A Bandを公開した。このページでは、以前は、曲を発売しても、ラジオにもTVにもかからないため売れ行きに期待できなかったアーティストでも、今日では、デジタル販売で曲を発売し、Last.fmでもプロモーションして売り上げを上げることができる時代だとしている。これはindierevolution.jpが言っていることと同じだ。さらに、Now Form A Bandでは、デジタル録音/ミックスした音源は、TunecoreCD Babyなどを使ってデジタル販売サービスに転送して発売し、その後、Last.fmで有料のサービスも使って積極的にプロモーションすれば良い、としていて、これもindierevolution.jpがすべてのインディに薦めていることとほぼ同じ方向性と言ってよい。

同じページで、
Lucky Soulという、いわゆるネット時代のインディバンドの成功にも触れている。要約すると、1)ホームページからレーベル運営まで、すべてを自分たちでコントロールする、2)知りうる限りすべてのPRとラジオプロモーションのエージェントに会い、楽曲を聴いてもらい、その中から一番良いエージェントを選び、レコード店への流通経路を確保してもらう。そこまでやって、はじめてレコードを制作する、3)パブリッシング(音楽出版)も自分でコントロールする、4)お金をかけてプロモーションする人もいるが、とにかくライブで露出してファンを増やすことが大事、5)ファンに口コミで宣伝してもらう、6)日本へ行ったら結構反応が良かったので、日本のすべてのレコード会社に楽曲を送ったら、SONYからオファーが来て、6ヶ月の交渉の末、発売3週間で20,000枚を出荷して、インターナショナルチャートの6位になった、そうだ。

このシナリオは、まさしくindierevolution.jpが日本のインディにもお薦めしているものに近い。ネット時代の今、ファンは全世界にいる。ライブを活動の中心に据え、ファンのコミュニティを育て、全世界で露出する、というのが、これからのインディの基本的な戦略と思って間違いない。

ちなみにNow Form A Bandでは、Mutoolsの
LunaというフリーウェアのDTMソフトを紹介している。パソコンさえあれば、高いソフトを買わなくても、すぐに録音/ミックスが行え、CD-Rにも焼ける優れものだから、日本のインディも試してみると良い。

Time誌でlast.fmが総合4位、カテゴリで1位に

Time誌の50 Best Websites of the year!でlast.fm総合4位になりました。Audio & Videoカテゴリでは、Lala、Veohなどの競合を抑えて1位に輝きました。indierevolution.jpでは、すべてのインディにlast.fmの利用をお薦めしています。国内外には、似たようなミュージックSNSがたくさんありますが、アーティストおよびリスナー双方について、制限を設けたり、審査したり、また管理や制御しようとするサービスが多い中、last.fmは、その利用者本位の姿勢に好感が持てます。こうした姿勢が一般にも高く評価されていることが、今回のランキングでも証明された形です。