Peter Framptonがツアー音源をダウンロードカードで販売

Show Me The WayやI’m In Youなどのヒット、北朝鮮拉致被害者の横田めぐみさんに捧げられた曲などで、日本でも広く知られるPeter Framptonが、2013年の全米ツアー、Frampton's Guitar Circusの各ステージを録音した音源をデジタルダウンロードで提供すると発表した。

面白いのは、これらの音源が、ツアー会場で販売されるダウンロードカードで提供される点だ。クレジットカードなどを使ってオンライン購入することはできないので、実質上、ライブを観に行ったファン限定の音源となる。

音源は、各日程毎にアルバム化されており、カードを購入したファンがパソコンで
ダウンロード用サイトを開き、好きな日程のライブアルバムを1ヶだけ選択してダウンロードする仕組みだ。

音源は、ライブ終了後72時間以内(Peter Frampton自身は、インタビューで48時間以内と回答している)にダウンロード用サイトに随時アップロードされていく。

ツアーの全日程を音源として提供すると言うアイデアも注目に値するが、1種類のカードで複数あるライブアルバムから好みのアルバムを選んでダウンロードするというやり方も興味深い。

と言うのも、通常、ミュージックダウンロードカードというと、iTunesカードのようにストアで販売されているコンテンツなら何でも買えるプリペイドカード方式か、LPに付いているような特定のコンテンツだけがダウンロードできる方式の2種類が主流だからだ。

1種類のダウンロードカードで、特定のアーティストのコンテンツから好きなものが選べるというやり方は、日本ではほとんど見ない。

今回のダウンロードカードでは、これをダウンロードカードサービスであるFizzKicks.comのクレジット方式というカード形態を採用して実現している。

クレジット方式では、カードに指定されたクレジット数分だけ、特定のアーティストのダウンロードページからファンが好きなコンテンツを選んでダウンロードできる。つまり特定のアーティストだけを対象にしたプリペイドカードのような感じだ。

今回のカードの場合、カードに設定されたクレジット数は1クレジットで、各アルバムのダウンロードに必要なクレジット数も1クレジットとなっている。アルバム中の各楽曲はダウンロード不可に設定されているので、ファンは、おのずとアルバムをどれか1ヶだけ指定してダウンロードすることになるわけだ。

過去の例から考えれば、今回のツアー後に公式ライブアルバムが発売される可能性が高いが、ファンにとって、自分が観に行っていないライブを含め、ツアーすべての日程の音源が手に入ると言うのは魅力だろう。

インディアーティストもクレジット方式のカードを1種類作り、新しい音源を随時アップロードしつつ、あらゆる機会をとらえてカードを販売して、いつでもどれでも好きな音源をダウンロードできますよ、とやってみるのも面白い試みに違いない。

対面でカードを決済(3)を追加

対面でカードを決済(3)のページを追加しました。

CD Babyが支払いに手数料を付加

CD Babyは、2013年6月6日から、売り上げをアーテイストのPayPalアカウントに振り込む際、毎回$1.50の手数料を取ると発表した。

これは、PayPal経由での支払いに対して、CD BabyがPayPalに手数料を払う必要があるためだ(これまでもCD Babyは、PayPalに手数料を支払っていた)。

日本のアーティストには、事実上PayPalでの支払い以外に選択肢がないので、今後は、支払いの対象額をできるだけ引き上げるなどして手数料を抑える工夫が必要になるだろう。