CD Babyがストアウィジェットを公開

CD Babyが待望のStore Widgetを公開した。

ウィジェットを作成するには、まず、
CD Babyのメンバーページにログインし、右上に表示された「Create a store widget!」をクリックする。

ウィジェット作成画面が開くので、ウィジェットに表示するアーティストを選び、テーマ(Theme)カラーパターンを選ぶ。

画面の右には、ウィジェットのプレビューが表示されており、現在の設定で実際に使って試すことができる。

決定したら、表示されているHTMLコードをコピーして、自分のホームページやMySpaceプロフィールなど、HTMLコードが埋め込めるページにペーストすればよい。Facebookの場合は、直接は無理だが、HTMLコードを扱えるAppを使えば表示できるようになる。

なお、まだ確認はしてないが、アーティスト名が日本語で始まる場合、ウィジェットの内容が正常に表示されない不具合があるようだ。

このウィジェットでは、曲を試聴し、カートに入れることができるが、Check outする際には、cdbaby.comのカートのページが開いて、決済へ進むことになる。cdbaby.comで過去にCDかMP3を購入している場合は、ログインを促される。顧客メンバー登録していない場合は、メンバー登録を促される。つまり、決済までのすべてをウィジェットで済ませられるわけではない。

最近のある種の調査では、オンラインで何かを買う際に、決済の段になって、別のサイトへ飛ばされたり、メンバー登録を促されると、ほとんどの人が、そこで購入を中止してしまうという報告もある。将来は、ウィジェット上でカード情報をあるいはPayPalを使って購入できるようになることを期待したい。

CD Babyがスイッチで登録料を50%オフ(訂正)

Tunecoreが年間契約料を値上げしたのを受けて、CD Babyが他のディストリビュータからスイッチしてきたタイトルの登録料を50%引きにすると発表した。

確認したわけではないが、
cdbaby(at)cdbaby.com宛に件名を「Switch To CD Baby」とした電子メールを送ると、詳細が返信されて来る。該当するタイトルの存在が確認されて、問題がなければ、50%オフのクーポンコードが送られてくるようだ。

その後、
http://members.cdbaby.com/からLOG INして、アルバム情報を登録し、カートから支払い手続きを進めるとCouponフィールドがあるので、手元のクーポンコードを入力すればよい。

なお、対象になるのは、CD Baby以外のディストリビュータによって流通している既存のタイトルだけだ。新譜は対象外となる。

なお、すでにCD Baby以外のディストリビュータ(アグリゲータ)を使ってデジタル販売を行っている場合、ディストリビュータをCD Babyにスイッチすると、該当するタイトルは一度廃盤になるが、同じアルバムであれば、同じバーコードでCD Babyから再発売することが可能なので、新たにバーコードを取得する必要はない。

MySpaceがFacebook Appを公開

米国では、利用率が低下し続け、この2月に、オーナーのNews Corporationから売却を検討していることが発表されたMySpaceだが、起死回生を賭け、これまで敵対して来たFacebookに対応するアプリケーションを公開した。

アプリケーションを利用する手順は、
www.myspace.com/music/facebooktutorial/にあるので、興味があれば、参照してほしい。

現在のMySpaceは、一部のコアなユーザの集まりとなっており、新陳代謝は停滞した状態だ。規模は違うが、一時期、かなり注目を集めたが伸び悩み、結果、
iLikeとしてFacebookの軍門に下ったgarageband.comの末期と似た雰囲気を感じる。

Facebookにバンドのページを追加する手段としては、すでに
ReverbnationSoundCloudなども人気を集めており、MySpaceの方針転換も、遅きに失した感は否めない。

MySpaceは、2005年にオーナーが
News Corporationになってから、どうも後手後手に回っているので、いっそ新しいオーナーを見つけて、心機一転リフレッシュするのも良いかもしれない。

ちなみに、噂では、結構な数の投資会社などがMySpaceの入札に興味を示しているらしいので、さほど遠くない将来、新しいオーナーによる、新しいMySpaceがお披露目されることだろう。

kunaki.comのページを追加

CD or Not CDのセクションに、オンラインデュプリケーションおよびkunaki.comのページを追加しました。

Tunecoreがアルバム登録年間契約料金を値上げ

日本からもiTunes Storeなどのデジタル販売サービスで楽曲を販売できる米国のアグリゲータ、Tunecoreがアルバムを登録する際に必要な年間契約料金を、2011年4月6日に$19.98から$49.99に値上げした。

値上げ幅が二倍以上ということで、驚く向きもあるだろうが、これまで、楽曲を販売するデジタル販売サービスの数を1つ増やす度にかかった$1.98の追加料金がなくなり、無制限に指定できるようになるので、できるだけ多くのデジタル販売サービスで楽曲を販売したいアーティストにとっては、有利になる可能性もある。

問題は、次の年間契約更新料金は$19.98だと思っていた既存の登録ユーザだ。年間契約更新料金が、いきなり$49.99に値上がりして、黙っていられない米国の登録ユーザが、詐欺として訴えようとする動きもあるようだ。

もっとも、年間契約料金の決定権はTunecoreにあり、自由に変更することができるわけだから、今回の値上げも違法ではないし、詐欺でもない。

しかし、デジタル販売のほとんどの売り上げを、iTunes Store、Amazon MP3、Rhapsody、Spotifyなど、数社のデジタル販売サービスで占めていることを考えれば、楽曲を販売するデジタル販売サービスの数を抑えることで、年間契約料も抑えられるTunecoreの魅力が、今回の大幅値上げで半減したことは否めない。

もともと、Tunecoreの料金設定は、そこそこ楽曲が売れるアーティストに有利になっていて、売り上げのあまり上がらないアーティストには、長い目で見ると、CD Babyのような年間契約の概念がないアグリゲータの方が割安になる。

Tunecoreを使っているアーティストは、CD Babyなど他のアグリゲータへの乗り換えを検討する良い機会だろう。

なお、年間契約更新料金を期限内に支払わないと、該当する楽曲は容赦なくデジタル販売サービスのカタログから引き上げられ、すべての関連情報も削除されるそうなので、既存の登録ユーザは注意が必要だ。