iStockphotoが音源素材を募集

写真やビデオなど、クリエータ向けの素材をロイアルティフリー(一度料金を支払って購入したら、自分の作品で自由に使える販売方式)で安価に提供して急成長を続けるiStockphotoが、音源の販売にも乗り出した。現在、アーティストとその作品を募集している。indierevolution.jpでも、映画やゲームなどで音源を使うための同期権を販売するサービスについて研究したことがあるが、今回のような素材として販売するというのも、インディミュージシャンの作品発表と販売の仕方としては、ありかも知れない。すでに手元にある作品を短く編集し直してBGMとして使いやすくしたり、ループにして素材化するなど、方法は色々とありそうだ。もちろん一曲丸ごとを素材として販売しても良いかもしれないが、需要については未知数だ。比較的新しいジャンルなので、しばらくは試行錯誤が続くだろうが、将来が楽しみなサービスが始まったものだ。

Facebook日本語対応

米国でMySpaceを猛追しているSNS、Facebookが今月から日本語対応している。一説によると、本格的に日本に参入してくるそうだ。Facebookは、日本で言えばMixiに当たるようなSNSで、元々は大学生を対象にしていたので、全体の雰囲気が若々しく、エネルギーがやや過多な傾向にある。MySpaceも当初はティーンばかりでちょっと異常な雰囲気だったが、参加者が増えて平均的なところに落ち着いたように、Facebookも人気が高まるに連れてその雰囲気は一般化しつつあるように思う。

若者が興味を持つ分野で面白い機能を持つ点では、MySpaceに似ており、ファッションや音楽を介した友達作りで人気が高い。また出会い系的な側面も持っているのが、大学生用として始まったSNSならではだろうか。

海外では、iTunesで聴いた音楽の情報をFacebookに送信して、同じ音楽的趣味を持つ友達同士のコミュニケーションに使える、last.fmのような機能をもつ
iLikeというプラグインが使えることから、インディのプロモーションにもよく使われている。

iLikeについては、この3月にもR.E.M.が新譜を無料配布したりして、米国では広く普及しつつあることが分かる(なおR.E.M.自体が、そもそも米国の大学のラジオで火がついたバンドなので、大学コミュニティとは深いつながりがあることから、iLike/Facebookというプラットフォームをプロモーションに選んだという見方もある)。

Facebookには、日本から既に10万人以上が参加しているが、Mixiの一人勝ちに加え、ティーンは携帯電話でSNSすることが多い日本で、今後どこまで参加者が増えるか微妙だ。またインディにとっては、iLikeが日本語に完全対応していないため、当面は利用する価値が低い。今後は、iLikeの日本語対応の動向に注目したい。