FizzKicksがシステムをアップグレード

ダウンロードカードの話題が続いて恐縮だが、インディでもダウンロードカードが制作できるFizzKicksが、システムをアップデートして、次の新機能を追加した:

  • ダウンロードコードにダウンロード開始日と有効期限を設定可能
  • アルバム用カードの場合、ダウンロード可能回数を指定可能

これにより、当日のライブ音源をダウンロードできるカードをライブ会場で販売する場合、あらかじめダウンロード開始日を少し先の日付にしておけば、それまでゆっくりと音源を編集してアップロードすることが可能になる。

有効期限については、面白い提案が
FizzKicksのFacebookページにいくつか書かれているので、参照して欲しい。

ダウンロード可能回数は、複数回にしておけば、パソコンや回線品質の問題でダウンロードに失敗しても再度ダウンロードが行えるので、エラー対策にもなる。

なお、この新機能は、2012年11月25日以前に印刷されたカードには、適用されないので注意が必要だ。

EXILEが新譜をダウンロードカードで販売

エイベックス・マーケティング(株)は、EXILEのベストアルバム「EXILE BEST HITS -LOVE SIDE / SOULSIDE-」と、EXILE ATSUSHIのニューシングル「MELROSE ~愛さない約束~」をパソコン、Android、iOS端末でダウンロードできるミュージックカードとしても販売開始した。

ダウンロードカードは以前から流通しているし、ここでも何度か取り上げたが、今回の「ミュージックカード」が新しいのは、俗にPOSアクティベーションと呼ばれる方式を採用したことだ。

POSアクティベーションは、例えば、コンビニでiTunesのプリペイドカードを買った場合、レジを通すまではコードは無効だが、レジを通すとコードが有効化される処理だ。

最近では、Nintendo 3DS用ゲームのダウンロードカードでも採用されているので、ご存知の向きも多いだろう。

今回のミュージックカードは、このPOSアクティベーションを採用した日本初のダウンロードカードなのだ。

レジを通るまでコードが無効なため、万引きしてもダウンロードはできない。またPOSアクティベーションした時点でシステムに売り上げが計上されるので、小売店側がカードを「仕入れる」必要がない。売れるまでは、委託販売のような状態なのだ。

今回のカードでは、上限回数は確認できていないが、POSアクティベーションがかかってから(つまり店頭で購入してから)30日間なら、何回かダウンロードができるので、複数の端末でそれぞれダウンロードを行うことができるようだ。

スマートフォンでは、曲や画像を単独でいちいちダウンロードする必要があるが、パソコンの場合は、一括ダウンロードを選べば、すべてのファイルがZipアーカイブに保管された状態でダウンロードできる。

ダウンロードされるミュージックは、MP3と共に業界標準となっているAAC形式で、音質的にはCDに近いとされる320kbpsの高音質だ。

メジャーアーティストの新譜がダウンロードカードで発売になったことで、CDに代わる次世代のメディアを模索する新たな時代が幕開けしたと言ってよいだろう。