CD Babyが2011年の統計情報を発表

CD Babyが、同社の売り上げに関する2011年の統計情報を発表した。

CD Babyに登録されているアルバムとシングルの数は、2010年は369,710タイトルだが、2011年は447,138タイトルで、20.9%の増加だ。その内の約32%がシングル、68%がアルバムだ。

2011年の新規登録の内、37.9%(34,379タイトル)は、ダウンロードだけで、CDの販売がない。

販売されたCDの数は、2010年が691,340枚で、2011年が633,280枚で8.4%の減少だ。欧米の音楽業界全体を見ると、CDの売り上げは、ここ数年は毎年15%前後の減少なので、若干数字は良いとしても、CD Babyでも似たような傾向にあると言える。

アーティストに支払われた売り上げは、2010年が約3千7百万ドル弱(約27億円)で、2011年が4千2百万ドル弱(約31億円)と、13.3%の増加だ。

面白いのは、デジタル販売の割合の内訳で、iTunesが77.4%、Amazonが10.5%、CD Babyが4.5%で、あとはRhapsody/Napsterが2.1%、Spotifyが2.0%、eMusicが1.5%で、Zuneが0.9%と続く。

つまり、相変わらず7割がiTunesで1割がAmazon、残りをその他で奪い合うという構図は変わっていないと言うことだ。デジタル販売での売り上げをさらに上げるには、iTunes、Amazon、CD Babyに注力すれば良いと言うことだろう。

ただしストリーミング方式のデジタル販売の数は増えている。ストリーミングの売り上げの割合が全体の5%程度と低いのは、単価が安いためで、市場シェアという意味では、このパーセントがその実態を表しているわけではない。