CD BabyがAirPlay Directと提携

AirPlay DirectがCD Babyのメンバーに対して、年間契約料金を通常の半額の$25にすると発表した。

提携と言っても、現時点では、具体的にカタログなどが連動するわけでなく、料金割引のキャンペーンを行っているだけのようだ。

AirPlay Directについては、いつか、ここでも書いてみたいと思っていたが、日本向けにサービスを提供していないので、保留にしておいたものだ。

AirPlay Directのサービスとは、簡単に言えば、アーティストおよび楽曲のラジオ局への売り込みだ。このラジオ局には、地上波とインターネットラジオが含まれている。

ラジオ局の担当者は、見知ったアーティストの名前やジャンル、あるいはAirPlay Directが提供するリアルタイムのチャートから、面白そうな曲を見つけると、専用のリンクから放送用品質のファイルとしてダウンロードして、そのまま放送できる仕組みだ。

なおアーティストが楽曲と一緒に登録したデジタルプレスキットは、ラジオ局だけでなく、ブッキングエージェントやプロモータ、メディアにも転送される。

登録した楽曲をプロモートするサービスは、ネット上に山ほどあるので、AirPlay Directもその他大勢のサービスの一つかと思ったら、大間違いだ。

それは、
Dolly Partonとのエクスクルーシブな契約やRoy OrbsonのThe Last ConcertやPaul McCartneyの息子、James McCartneyのデビューミニアルバムなどをエクスクルーシブに提供していることでも分かる。

日本では、放送局とJASRACの間の包括契約にまつわる問題が壁となって、JASRAC信託していないインディの曲がラジオでかかる可能性は、ほぼ皆無という現状だが、このようなシステマチックで簡単で合理的なサービスが登場すれば、日本の状況も、インディにとって改善するかも知れない。