オンディマンドでCD-Rデュプリケーション

最新ニュースではないが、ニューヨークで面白いサービスを見つけた。Kunaki.comというのだが、まずオーディオCDが出来上がったら、専用のソフトウェアを使って、ジャケット、インサート、CDレーベル面をデザインして、3D画像にして見栄えを確認する。OKだったら、オーディオCDの中身と一緒にKunaki.comへ転送する。これで商品としてアルバムが登録されたことになる。面白いのはここからで、アルバムの注文が入ると、全自動でCD-Rにデュプリケーションされ、印刷され、ジュエルケースに入れて、セロファンラッピングして、お客に直送してくれるのだ。つまり、アーティストは何もしなくていい。初期費用もかからず、UPCバーコードも無料で発行してくれる。アルバムが売れると、アーティストが指定した価格に3ドルの手数料を上乗せして販売する。売り上げからは、アルバム1枚につき1ドル60セントの製造コストが引かれる。なお180日間売り上げがないと商品登録が抹消されるので、最悪、三ヶ月に一度は自分で1枚購入する必要があるから注意が必要だ。

また
CD Babyに登録しているメンバーが、CD BabyへCDを納品する際にも、Kunaki.comから直接送ってくれるサービスがある。日本からCD BabyにCDを送ると、どうしても高く付くが、Kunaki.comを利用することで、必要な枚数だけ安価にCDを製造して納品できる。すべて英語のサービスなので、手が出しにくいと思うが、海外展開を考えるインディは、ぜひ一度検討して欲しい。

CD-Rデュプリケーションというと、日本では品質に不安を持つ向きもあると思うが、現在の技術では、きちんとデュプリケーションされたオーディオCD-Rは、下手な工場でプレスされたオーディオCDよりも品質が上だ。この辺は、「
CD or Not CD」のページでも少し触れているのでそちらも参照して欲しい。