Virgin Megastoreがデジタル販売から撤退

Virgin Groupの小売店、Virgin Megastoreのオンラインダウンロード販売版として2004年9月にサービス開始したVirgin Digitalが、3年でその歴史に幕を閉じることになった。ただし英国と米国で若干対応は異なり、英国は事実上すでにサービスは停止しており、既存のメンバーだけがサービスを利用できる状態だ。それも次の会費の期限までで、それ以降は使えなくなる。サイト自体は、10月19日には閉鎖される予定だ。一方、米国側はすべてNapsterに引き継がれることになった。Virgin Digitalは、元々ダウンロード販売としては後発で、当初から先行きが危ぶまれていたが、そのブランド力と、小売店のノウハウをダウンロード販売にも持ち込む、というアイデアに一部の期待もあった。特に、その特長とされた音楽のエキスパートがメンバーを互助するというソーシャルネットワーク的な機能がどの程度訴求するか、注目を集めたが、さほど効果はあげていなかったようだ。海外では、iTunes Storeの一人勝ちを阻止すべく、WalMartやAmzonなど新規参入も相次ぐ一方、閉鎖や統合も進んで、現時点でのデジタル販売サービスの勝敗は明らかになりつつある。日本も実態は勝敗がついているのに、悪あがきして群雄割拠を装うとするサービスもあり、一部で消費者の利益を阻害する状況が続いている。早く淘汰されて、自然な形になって欲しいものだ。