SoundCloudがOn SoundCloudを発表

クリエータが、自作の楽曲やPodcastなどのオーディオ作品をアップロードして自由に公開できるSoundCloudが新しいパートナープログラム、On SoundCloudを発表した。

On SoundCloudは、従来の無料およびProアカウントにPremierアカウントを追加したもので、現在SoundCloudを利用しているクリエータには直接影響しない。従って、特に何もしなくても良い。

新たに追加されたPremierアカウントは、SoundCloudに待望されていた広告ベースのコンテンツ収益化を目的としている。

現時点では、米国でのみ展開され、かつPremierアカウントには、SoundCloudコミュニティ内の活動状況を基に選ばれたクリエータだけが招待される仕組みになっている。いずれは一般に開放されると共に各国へ拡張する予定だ。

どのようなコミュニティ内の活動が評価に繋がるかは発表されていないので想像するしかないが、グループへのトラックの追加、他のクリエータのフォロー、他のクリエータの作品へのコメント、ソーシャルネットワークでのコンテンツの共有などが考えられる。

なお、当たり前の話だが、SoundCloudで横行している著作権を侵害したコンテンツをアップロードしているクリエータは、Premierアカウントに招待されることもないし、アカウントを取得することもできないだろう。

一部のクリエータは、SoundCloudを無許可のリミックスやPodcastを自由にアップロードできる場所と考えているふしがあり、数年前に利用規約が改定されて著作権を侵害するコンテンツの排除が始まった際には、逆ギレして反発する利用者も少なくなかった。

収益化を本格的に進めるには、主要なレコード会社やレーベルと包括契約を結ぶだけでなく、著作権を侵害するコンテンツを排除する機構を導入する必要があり、いずれにしろ近い内に大規模なテコ入れが行われるだろう。

当初の勢いは失ってしまったように見えるSoundCloudが、時代の寵児に復活できるかしばらくは目が離せない。