Googleの音楽サービスとは?

Google.comがミュージックストアをはじめるという噂は、以前からあったが、ここへきて、その詳細が少しずつ分かって来た。

まずGoogle.comがiTunes Storeのような「ストア」を開くわけではないようだ。

Google.com自体から公式発表がないので、確実ではないが、どうやら曲を検索した結果に、試聴と購入というオプションが表示されるというものらしい。実際の試聴と購入は、
Lala.comから行われる。価格は、ストリーミング用が$0.10でダウンロードが$0.90と予想されている。

Lala.comと言えば、Facebook.comとも同様に提携しており、ここへ来て、他のサービスへ楽曲カタログとストア機能を提供するオープンなインフラストラクチャ的な地位を固める方向を見いだしたようだ。

ただしメジャーおよびインディを含めた8百万曲が用意されているというLala.comのカタログだから可能なのであって、サービスの数は多いが、それぞれのカタログの充実が進まない日本では難しいビジネスモデルと思われる。

日本でLala.comに匹敵するカタログは、iTunes Storeしかない。そしてiTunes Storeと
Yahoo!ミュージックが比較的緩やかな提携を行っており、それが新しいGoogleの音楽サービスに近いかも知れない。Yahoo!ミュージックがiTunes Storeとさらに有機的に統合されれば、Googleのサービスに対抗できる可能性はありそうだ。

しかしiTunes StoreにSONY(とその多くのグループ)が楽曲提供していないことから、どうしても海外の同様のサービスに見劣りし、決定打と呼ぶに至っていない。決して大成功しているとは言えない
mora.comを擁するSONYのiTunes Storeへの頑な対抗心が、どこまでも日本のデジタルミュージック市場の発展の足を引っ張り続けそうで残念だ。