いい作品ができて、録音も完成したら、あとはCDを制作して、販売するだけです(デジタル販売しか考えていない場合は除きます)。

インディがCDを制作する際の主な問題は、3つあるでしょう:

1)経費:CDをプレスすると、安くても1,000枚で8万円前後くらいかかります。100枚単位でプレスしてくれるサービスもあるようですが、それでも6万円くらいはするようです。

2)流通:制作したCDをどうやって売るのかも、インディにとっては大問題です。ライブでの手売り、学校や職場での手売り、ホームページ上での通信販売、店頭での委託販売、流通業者経由で流通、というのが、主な手段ですが、すでにファンベースがある場合を除けば、よほどマニアックで突出したバンドと内容でないと1,000枚を売りさばくのは大変なことでしょう。

3)場所:1,000枚のCDを保管する場所を確保するのは、思ったほど簡単ではありません。

こうした問題を一挙に解決する手段は、オンディマンドCD-Rデュプリケーションしかありません。

一般的なCD-Rデュプリケーションの場合、10枚とか100枚とか、少ない数でCDを制作できます。しかし、オンディマンドCD-Rデュプリケーションでは、てもとにCDをいっさい在庫せず、必要に応じて、必要な数だけオンラインでデュプリケートできるサービスです。

オンディマンドCD-Rデュプリケーションは、日本では、あまり見かけませんが、海外にはいくつかのサービスが存在します。そのようなサービスの中で、もっとも人気が高いのは、
kunaki.comとCD Babyの親会社でもあるDiscMakers.comでしょう。

この内、DiskMakers.comは、CD Babyと連携が図れるので、CD Babyのメンバーにお勧めではありますが、現時点では、日本から利用する場合、一度メールか電話で連絡する必要があって、すべてオンラインで完了できない難点があります。

一方の、kunaki.comは、すべてをオンラインで完了できます。しかも、kunaki.comの場合、CDの送付先を自由に指定できるため、CDをホームページで通信販売する場合など、購入者の住所へ、kunaki.comから直送させられます。いわゆるドロップシッピングが可能なのです。もちろんCD Babyを納品先に指定し、米国内の送料で直送することもできます。DiscMakers.comもドロップシッピングが可能ですが、1枚だけを指定した住所へ送ることはできないようです。

余談ですが、CD Babyでは、CD-Rを流通させることができない決まりですが、きちんとした工場でデュプリケートされ、見栄えも市販のオーディオCDと遜色ない場合、特別に流通させてくれることがあります。保証はしませんが、DisckMakers.comあるいはkunaki.comを使ってデュプリケートしたパッケージをCD Babyに納品したら、一度メールで流通させてくれるか確認するのが良いでしょう。

こうしたオンラインCD-Rデュプリケーションは、前出の問題点をすべて解決するインディに最適の手段です。CDを作りたいが、予算がない、大量に売りさばける見込みがない、場所がない、などと悩んでいる場合は、ぜひ検討をお勧めします。

CD-Rを使うことに不安を感じる方、あるいは再生時の問題を危惧する方は、
CD-Rのページプレスとデュプリケーションのページを参照しておいてください。