インディのCDにまつわるバーコードの問題は、以下の2つでしょう:

1)CDにバーコードが必要か?
2)CDにバーコードを印刷するべきか?

です。

まず1)ですが、必須と考えてください。流通させる際にも、amazon.co.jpのようなオンラインストアで委託販売するにも、iTunes Storeでデジタル販売するにも、バーコードが必要だからです。バーコードがないCDは、インディ系のCDを販売するオンラインストアか手売りでしか売れないと考えていいでしょう。

CDのバーコードには、日本で使われているJAN、欧州で使われているEAN、米国で使われているUPCがあります。JANとEANは基本的に同じものですが、UPCはちょっと違うものです。でも、これらのバーコードは、それぞれに相互互換があるのが普通で、現在では、日本でもUPCが、海外でもJANが使えるのが普通です。ですからCDには、これらのいずれかを取得すれば良いでしょう。

日本では、最近までインディがJANを取得するのが大変でしたが、今では個人でも取得できるようになりました。決して安価ではありませんし、定期的に更新料を払う必要がありますが、JANコードを取得すること自体には問題はありません。

インディがCDにバーコードを取得する簡単で、しかも安価な有効な方法は、
CD Babyに登録してUPCコードを代理取得してもらうか、kunaki.comに登録して同じくUPCコードを発行してもらうことでしょう。国内にも代理取得してくれるサービスはあるのですが、前者は世界中のデジタル販売に無料で登録してくれる点で、後者はオンディマンドで1枚ずつ高品質CD-Rデュプリケートして発送までしてくれる点で他のサービスと一線を画しています。海外のサービスを使いたくないという場合は、国内で代理取得してくれるサービスを探すか、自分で取得してみるしかないでしょう。

バーコードについて注意すべき点は、一度コードを取得した製品は、勝手に変更してはいけないということです。別の製品に流用することはもちろん、ジャケットを変えたり、音源をリミックスしても別の製品と考えるのが普通なので、必ず別の製品として新しいバーコードを取得してください。

で、2)です。バーコードは、商品に必ず印刷されていなければならないような気がします。ところが、それは間違いです。必ずしも印刷する必要はありません。

バーコードは、商品として流通している製品を特定する固有の番号です。ですから、CDにバーコードが割り振られていて、その番号が分かる状態になっていれば良いのです。ただし消費者が製品のバーコードを知る必要がありません。必要なのは、流通と小売店です。

流通では、製品を特定し、その在庫や売り上げを管理するためにバーコードを使います。そうしないと同じ名前の別の商品と混同してしまうからですが、製品そのものにバーコードが印刷されていなくても、帳簿やデータベース上で番号が分かればとりあえず用はなします。だから必ずしも印刷されていなくてもいいんです。

小売店でも同じことが言えますが、小売店ではレジでバーコードを読み取らせて精算するのが普通です。そのため、多くの小売店ではパッケージにバーコードが印刷されていることが必須となっています。

あれ!?、ということは、やはり印刷されていないといけないのでは?、と思うでしょう。その通りなんですが、法的に規制されているわけでもないので、印刷されていない商品も多く流通しているのが現実です。例えば、バーコードがないままパッケージを作ってから、必要にかられてバーコードを取得したという製品の場合、パッケージにバーコードは印刷されていませんが、消費者から要望があれば、そんな商品だって売るのが流通であり小売店です。

そんなとき、多くの流通では、自分のところに在庫された際に、自分でバーコードシールを印刷してパッケージに添付しているのです。またレジだって、バーコードがなくても番号があれば、手で番号を打ち込んで処理できるようになっています。ちゃんと考えられているのです。

なので、結論から言えば、バーコードは必ず取得し、パッケージにも印刷した方が良いが、印刷自体は絶対に必要というわけではない、ということです。でも、バーコードがあることで、流通や小売店から見れば扱いやすい商品ということになり、売り上げにも微妙に影響する可能性があるので、indeirevolution.jpでは印刷することもお勧めしておきます。